ブルーロック(Blue Lock) 27巻 あらすじ・感想

サッカー / 少年 / 講談社
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ドイツ対イタリア、死闘の果てに到達する新次元。氷織羊がピッチに降り立ち、潔世一の思考と融合する。馬狼照英が剥き出しにした絶対王者の執念に、潔は進化の答えを導き出す。自身の価値を証明するため、氷織は親からの呪縛である期待を切り裂き、唯一無二のパスコースを描き切る。理論と狂気が極限まで交錯するこの一戦、勝敗の行方はフィールド上の全プレイヤーが己のエゴを体現した先にある。最強のエースへと至るための、血を分かつような覚醒の軌跡を見届けよ。

⚠️ ネタバレを含みます。

フィールドに足を踏み入れた氷織羊の瞳から、親の夢という重荷が消え去った。潔世一との対話で引き出されたのは、彼の中に眠っていた純粋で冷徹な「サッカーへの情熱」だ。氷織は潔のメタビジョンを補完する最高の相棒として、カイザーをも凌駕する超高精度の予測とラストパスを供給し始める。対するイタリア側では、馬狼照英が進化を止めない。スナッフィーが設計した戦術を自らの「悪」で塗り替え、フィールド全体を支配する王として君臨する。潔は氷織と二人で、馬狼の予測のさらに外側、未来の残像を捉えることで活路を見出した。しかし、両者の攻防は一進一退の極致に達し、勝利を確信する者さえも戦慄する死闘が繰り広げられる。氷織のパスが、潔の右足が、そして馬狼の強靭なフィジカルが重なった瞬間、ピッチ上の重力は逆転する。これは単なる試合ではない。エゴイストたちが自らのアイデンティティを削り出し、互いの存在を否定し合う生存競争だ。氷織が呪いを解いた時、潔は初めて「完璧なストライカー」への道筋を、鮮明な映像として脳内に焼き付けることになる。

27巻、氷織くんの覚醒に全細胞が震えた……!親の呪縛を断ち切った瞳が美しすぎて、これぞまさに尊いの極み。潔くんとの共鳴はもはや運命共同体だし、二人で馬狼くんの絶対領域をこじ開ける展開には鳥肌が止まらなかった。戦術を個人のエゴで塗り替える馬狼くんの王の貫禄も圧巻で、ピッチ上の全員が命削り合ってる感じが最高に滾る。氷織くんのパスが潔くんの右足を導く瞬間、あまりの神々しさに語彙力消えた。これは再読確定案件。エゴイストたちの狂気と熱情、全人類見て……!

著者金城宗幸 / ノ村優介
出版社講談社
レーベル講談社コミックス
発売日2023-12-15
27巻27巻

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