水原千鶴の主演映画は、ついに完成の時を迎える。しかし、喜びも束の間、和也の祖母・小百合が病に倒れ、二人の日常は急転する。病院の廊下で強がる千鶴の脆さを知った和也は、彼女を独りにしないと心に決めた。小百合が残した最後の願いと、和也が下した人生最大とも言える決断。映画という夢の先で、二人が演じてきた「レンタル関係」という仮面が、今、決定的に剥がれ落ちる。互いの想いが交差する、涙なしには読めない切実な転換点だ。
彼女、お借りします(Rent-A-Girlfriend) 18巻 あらすじ・感想
ラブコメ / 少年 / 講談社
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内容紹介
彼女、お借りします 18巻 ネタバレ・あらすじ
⚠️ ネタバレを含みます。
小百合が倒れた報せを受け、病院へ駆けつけた二人は、医師から余命が残り僅かであるという残酷な現実を告げられる。今まで気丈に振る舞い、女優としての矜持を保ち続けてきた千鶴だったが、小百合との二人きりの病室で初めて溢れ出した慟哭は、和也の心を深くえぐった。彼女がこれほどまでに必死に映画を完成させたのは、死期が迫る祖母に自分の晴れ姿を見せたかったからだ。和也は千鶴の悲しみを共有し、彼女を支える唯一無二の存在であろうと誓う。しかし、容態が悪化した小百合は、最期の瞬間に和也へある言葉を託す。「千鶴を、頼むね」。それは和也にとって、レンタル彼女という枠組みを完全に超えた、人生を懸けた「約束」の重みとなってのしかかる。病室を飛び出し、再び戻った和也の目には、覚悟を決めた男の光が宿っていた。嘘から始まった関係は、もう偽物ではない。千鶴の涙を拭うために、和也は自分の感情を一切の誤魔化しなく提示し、二人はこれまでとは全く異なる関係性へと踏み出す。小百合という繋ぎ目が消えゆく中で、それでも繋がろうとする二人の絆が、この巻で確固たるものへと昇華される。
感想・ネタバレ
18巻、心臓が持たない……。千鶴ちゃんの気丈な仮面が剥がれ、溢れ出した慟哭に涙が止まりません。小百合さんの「千鶴を頼むね」という遺言、重すぎて胸が締め付けられるけど、同時に和也が覚悟を決めた瞬間、彼が本当の意味で「千鶴の支え」になるんだと確信して震えました。レンタルという嘘から始まったはずなのに、今は誰よりも深く魂で繋がっている二人。この尊い絆の深まり、まさに運命の転換点です。再読確定、読み返すたびに涙腺が崩壊します……。
基本情報
| 著者 | 宮島礼吏 |
|---|---|
| 出版社 | 講談社 |
| レーベル | 講談社コミックス |
| 発売日 | 2020-11-17 |
| 18巻 | 18巻 |
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