ブルーロック(Blue Lock) 7巻 あらすじ・感想

サッカー / 少年 / 講談社
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天才・凪誠士郎の視点で描かれる「青い監獄」の深淵。奪敵決戦の最終局面、烏旅人の冷徹な分析と圧倒的な個人技が凪たちの前に立ちはだかる。常識を超越するイマジネーションで対抗する凪は、玲王との絆という未踏の領域に踏み込み、自らの意思で勝負を決めにいく。論理をねじ伏せるのは狂気か、それとも純粋な熱狂か。天才が初めて自分自身の欲求に従い、泥臭いまでの執念をゴールへと叩き込む、剥き出しの才能と成長のドキュメント。

⚠️ ネタバレを含みます。

「もっと上へ行きたい」という、凪誠士郎の中ではじめて生まれた純粋な衝動が、この戦いを支配する。烏旅人が完璧に組み上げた最適化された戦術に対し、凪は玲王との過去の記憶を糧に、予測不能なトラップから超次元的なシュートを解き放つ。しかし、敵の守備陣は冷酷に凪の選択肢を削り取り、試合は疲弊した肉体と極限の精神状態が交差する地獄のような消耗戦へともつれ込む。凪はここで、これまでただ「やらされていた」サッカーから、自分が「喰らいたい」という剥き出しの欲望へと覚醒する。玲王との連携も、単なる追従ではなく、勝利のために最適化された対等な共鳴へと昇華された。ラストプレイ、敵の背後を突く一瞬の隙間、凪は重力を感じさせない身のこなしでボールを捉え、一切の迷いを捨てた一撃をネットに突き刺す。完璧な計算を塗りつぶす、天才の「エゴ」が完成した瞬間である。巻末には金城宗幸による貴重なネーム原作が収録され、物語が完成するまでの思考の轍を鮮烈に刻み込んでいる。

7巻、マジで尊い……凪の天才的な才能が玲王への依存から解き放たれ、自分自身のエゴに目覚める過程に震えたよ。烏の冷静沈着な分析を、凪が感情の爆発で塗りつぶす瞬間、魂を持っていかれた。特に「玲王と勝つため」に最適化された連携が、対等な相棒としての絆に昇華される描写は、腐女子的にご褒美すぎて涙腺が崩壊する。天才が初めて見せた泥臭い執念と、ゴールを狙う瞬間の狂気じみた眼差しが最高。二人の関係性が新たなフェーズへ突入したこの巻、間違いなく人生のバイブル。再読確定。

著者金城宗幸 / ノ村優介
出版社講談社
レーベル講談社コミックス
発売日2025-05-16
7巻7巻

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