はじめの一歩(Hajime no Ippo) 29巻 あらすじ・感想

ボクシング / 少年 / 講談社
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幕之内一歩の拳が紡ぐ王道ボクシング譚、第29巻。頂点に近づくほど相手は強大になり、一歩は肉体だけでなく心の弱さとも向き合わされる。鴨川ジムの絆を支えに、一歩は幾度も倒れながら立ち上がる。本巻では鷹村の世界タイトルマッチが遂に動き出し、ジムの全員がその一戦に胸を熱くする。青木・木村の意地の試合、板垣の台頭も描かれ、群像としての厚みが増していく。勝負の残酷さと美しさが同居する、シリーズの核心に迫る一冊。

⚠️ ネタバレを含みます。

鷹村がついに世界ミドル級王座に挑み、網膜の不安と規格外の相手を前にしながらも、鬼神のごとき連打で王者を打ち砕き日本人初の快挙を成し遂げる。その姿に一歩は打ちのめされ、そして奮い立つ。自分の試合では格上の技巧派に苦戦するも、ボディブローで相手のスタミナを削る新たな引き出しを見せ、終盤デンプシーロールで沈める。試合後、一歩はいよいよ宮田との対戦を正面から望むようになり、二人の宿命の交錯が次巻へ大きく前進する。ジムの誰もが新たな高みへ踏み出す、感情の振れ幅が最も大きい巻だ。

29巻、鷹村さんの世界戦で完全に心を持ってかれた……。鬼神のような連打で王者を沈める姿、あの圧倒的な強さはまさに伝説。背中を追う一歩の決意と、自身の試合で見せたボディからのデンプシーという進化にも震える。そして何より、試合後の宮田くんへの視線!二人の宿命が交錯する瞬間に滾るし、この先の展開を思うと心臓が足りない。ジムの絆と全員の熱量に胸が熱くなりすぎて、読み終えた瞬間からすでに再読確定です。尊い……。

著者森川ジョージ
出版社講談社
レーベル講談社コミックス
29巻29巻

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