弱小野球部に革命をもたらした監督・鳩ヶ谷圭輔が、冷徹な戦略で甲子園への階段を駆け上がる。第10巻では、県大会屈指の難敵を前に、選手たちのポテンシャルを極限まで引き出すための非情かつ緻密な采配が炸裂する。常識を覆すデータ野球と、泥臭いまでの人間ドラマが交錯し、勝負の神様がどちらに微笑むのかを決める緊迫の戦いへ。ベンチが動けば運命が変わる、その瞬間を刮目せよ。
ラストイニング(Last Inning) 10巻 あらすじ・感想
小学館
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内容紹介
ラストイニング 10巻 ネタバレ・あらすじ
⚠️ ネタバレを含みます。
県大会の熱気が頂点に達する中、彩珠学院の前に立ちふさがるのは、圧倒的な身体能力と組織力を誇る強豪校だ。鳩ヶ谷は、あえて主力選手をベンチに下げ、一見無意味とも取れる守備位置の変更を断行する。選手たちは困惑しながらも、鳩ヶ谷の冷徹な計算が隠された『罠』であることに気づき、鳥肌を立てる。相手打線の癖を徹底的に分析し、僅かな隙間を突く走塁と継投策。試合中盤、エースのスタミナが切れるという絶体絶命の危機が訪れるが、ここで覚醒したのはこれまで芽が出なかった補欠選手だった。鳩ヶ谷は勝利のためにあえて鬼となり、選手のトラウマを抉るような言葉を投げかけることで、潜在能力を強制的に開花させる。結果として、戦術以上の『感情の爆発』がチームを牽引し、強豪の堅守を力技で粉砕する。スコアボードに刻まれるのは、奇跡ではなく論理的に導き出された必然の勝利だ。鳩ヶ谷の目には、この勝利の先にあるさらなる高みと、チーム崩壊の可能性という二つの未来が同時に映っている。
感想・ネタバレ
今巻の鳩ヶ谷監督、冷徹すぎて逆に萌える……!強豪相手に選手をチェス駒のように操り、あえてトラウマを抉るような言葉で覚醒を促すとか鬼畜すぎて心臓が持ちません。ベンチを動かし運命を変える采配の裏で、補欠の子が覚醒する展開には目頭が熱くなりました。計算し尽くされた勝利の裏側に、脆く危うい絆が垣間見えて堪らない……。選手たちの剥き出しの感情と冷徹な論理のぶつかり合いに、完全に魂を持ってかれました。この緊張感、何度読んでも尊い。即座に再読確定です。
基本情報
| 著者 | 中原裕 |
|---|---|
| 出版社 | 小学館 |
| レーベル | 小学館コミックス |
| 10巻 | 10巻 |
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